
新型 PSP と新型 iPhone(その1)
Electronic Entertainment Expo(E3)が、ロサンゼルスで6月2日(現地時間)から開催されます。
世界最大規模といわれるこのショウですが、私が今回の目玉と期待しているのが、Sony の新型 PSP の発表です。
今、あちこちのサイトでリーク画像とおぼしき写真や情報が大量にでまわっています。
情報を総合すると、以下のような感じです。
名前は「PSP Go」「3.8インチの液晶画面」
増える機能は「Bluetooth」「16GBフラッシュメモリ搭載」
減る機能としては「UMDの廃止」
あまり情報が出てないのは、CPU、ビデオチップ等のゲーム機としての心臓部分ですね。これは現行 PSP との互換性にも関係してきますので、非常に気になる所です。
そして PSP における、ビジネス展開の今後を大きく左右するであろう部分が、「UMDの廃止」です。
これは、ゲームソフト供給をパッケージソフトでは無く、ダウンロードによって行う事を意味します。
そうです、iPhone のビジネス形態と同じです。
製品の構成的に、より「iPhone」に近づいて来ていると感じるのは私だけでしょうか?
商品的に「ゲーム機」と「携帯電話」とカテゴリーは違いますが、iPhone がゲーム機としての魅力を全面に押し出している以上、ぶつかる事は避けられないでしょう。
では、純粋にゲーム機としてみた場合は?
個人的には、ゲーム機としては iPhone はまだまだというのが正直な所です。
(あくまで現状のiPhone(OS2.x.x)での話です)
ーーーーー ここから操作性に対するグチです ーーーーー
もちろんソフトの内容にもよりますが、従来型のゲーム、特に十時キーやアナログスティックを使ってプレーする,即時性を要求されるタイプのゲームは、iPhoneには向いていないと思います。
今現在、様々な試行錯誤が行われていますが、画面を指でタッチして操作する事によって表示されている情報が見えなくなったり、そもそも自分のキャラクター自身が見えない状況もあり得ます。
また画面が平坦な為、ボタンに設定された場所を押している事が指先の感覚では分からず、目視で確認しなければいけないというのもつらい所です。
いくつかの iPhone 用ゲームをプレイして思うのは操作に気を取られて、プレイに集中できないという事ですね。
少なくともゲーム機である PSP には物理的なボタンやスティックがありますから、ゲームプレイ体験では iPhone はかなわないのではないでしょうか?
ただ、iPhoneOS 3.0 で Bluetooth が自由に使えるようになりそうですので、外付けのコントローラーでもでれば話は変わりますが。
ーーーーーーーーーー ここまで ーーーーーーーーーーー
なんだか iPhone に否定的な意見を書いてしまいましたが、コミュニケーションツールとしては、既に手放せない存在ですので、新型 PSP 購入の理由を探して楽しんでいるという事で、ご勘弁ください。
追記
アクセスカウンター設置してみました。
これでいけてるのかいまいち不安。
